神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

フットケア学会に参加して~歩くことの大切さ

介護予防セラピスト中西です。

2月9日、10日と二日間に渡ってフットケア学会に参加しました。
今回は「下肢救済学会」との合同開催。
興味深い、演目が並んでいました。

足の大切さを、あらゆる角度から訴えている内容です。

糖尿病や腎不全などで、下肢切断をした場合の5年後の生存率は42%
この数字はガンよりも低いそうです。

なぜか・・・

もちろん慢性疾患があることも原因のひとつではるそうですが
大きな原因に、精神的ダメージがあるのだそうです。
自分の足で歩けないということは、寿命を縮めてしまうということなのです。

また、フットケアを積極的に行っているグループホームでは、97歳になる方も歩いているのです。
これも毎日の足浴と、フットケアの賜物ではないかとのことでしたが、正にそのとおりだと思いました!
ご本人の歩ける範囲ではありますが2歩でも3歩でも歩いてもらうそうです。
97歳の方も、外を歩くのですから素晴らしい!

そしてまた興味深いデータが。
足部マッサージ後の、脳の前頭前野の血流を調べたところ血行が良くなったとの結果が出たそうです。
前頭前野は記憶や感情、決断など人間らしくあるために働く脳の部分。
認知症は前頭前野の萎縮が認められる疾患です。

と、言うことは精神面でも非常に効果が高く、高齢者の足部トリートメントで私が感じていた結果と一致します。
不穏な方が落ち着いたり、言語がはっきりと聞き取れるようになることが多々あります。

それも足と前頭前野が直結しているからだったのです。
漠然としていた結果が、裏付けしてもえたようで納得しました。

私が行っているケアは、予防的フットケアではありますが重要な位置にある足との関わりです。
今後も自信をもって、提供していきたいと思います!

基本の爪切り講座のご案内

足爪はニッパーの方が安全です。

ニッパーの使い方を、持ち方から丁寧に教えます。
介護スタッフや看護師。
足爪を切る必要がある方、全てが対象です。
実は扱いにくそうなニッパーですが、覚えてしまえば爪切りよりも安全で使いやすいのです。

介護予防セラピスト養成講座
現在、受講申込中!
2013年6月スタート。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール