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身体の意識改革☆腕の付け根は肩甲骨

介護予防セラピスト中西です。

昨日は次男のマーチングバンド部の、練習を見学してきました。
楽器を演奏するだけでなく、マーチング(行進)があるのですから大変!

指導の先生やコーチが何度も
「姿勢をよくして」と声掛けをしていたのが印象的でした。

子供達、一生懸命。
一体、どこが姿勢が悪いのか分かっているのかな?

練習途中に「腰が痛いと」訴えた子がいました。
担当は「ガード」演奏はしないのですが、視覚的に華やかにするためにフラッグという大きな旗を使い演技をします。
かなり長いので、腕だけで挙げようと思っても無理があります。
そして腰の痛みのようなトラブルに繋がります。

では・・・
どこから動かせば身体に負担がなくなるでしょうか?

腕ではなく、肩から動かすと演技全体の大きさが変わってくるでしょう。
そもそも肩関節はどこから始まると思いますか?

実は・・・何と!鎖骨から肩関節は始まっているのです。
鎖骨は首の下にある、横向きにある骨で触るのも簡単ですし鏡で見えますね。
そして肩甲骨から動かすことができれば、素晴らしい演技や演奏ができるはず!

先日、息子に「肩甲骨ってどこ?」と聞かれました。
「あなたが、天使だったころの羽の名残だよ」と教えました。
彼は???だったので模型で説明。

背中・肩に位置する大きな二つの骨が肩甲骨。
まるで羽でしょ。

この羽が動き出すと、演技にダイナミックさが出てきます。
肘に痛みがあるという方は、肩甲骨が動かず固まって腕の動きに頼らざるを得ないので腱鞘炎などを発症します。

昨年、ノーヒット・ノーランを達成した広島のピッチャー前田健太が試合前や、登板前に行っているストレッチ「マエケンダンス」と言って有名だそうでう。

https://youtu.be/ZT2sJcEUREs

素晴らしく肩甲骨が柔軟なのがお分かりでしょうか?
下から上に腕を持ち上げるストレッチでは、背中に羽が生えているようにみえます。
成績の理由が、分かります。

まずは意識改革から!
腕が動くのは、背中の肩甲骨から。
そして鎖骨から。

間違ったボディマッピングは、身体の動きに制限をかけてしまいます。
本当はもっと動けるはずの身体にセーブをかけているのは、自分自身なのです。

楽器を持つと姿勢が悪くなってしまう子供達。
楽器を持つ腕が、背中からなんだよ。
と意識するだけで変化が出るでしょう。

ほんの少しの意識改革で、身体の動きに変化が出てくるのですから脳も身体も面白い。

そして・・・
姿勢をよくするためにはやっぱり、下半身の安定性が重要。
下が不安定では、腕は自由に動くことができません。
こちらの説明はまた後日。

セラピスト対象!
「足・足関節ストレッチ②」
では、ふくらはぎにアプローチをします。
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