介護予防セラピスト
訪問フットケア中西です。
英語は難しくて全く苦手ですが、日本語は負けずに難しいです。
きちんと日本語を表現することは、異国の方にはさぞかし難しいことと思います。
調べてみると体の部位を使った表現がとても多くあります。
頭から足までどころか、内蔵や血・涙・唾・汗まで多岐に渡ってあります。
そんな一つに「小股の切れ上がったイイ女」と言う江戸時代の表現があり、現在も舞台や小説で男性が女性をみて言う言葉があります。
以前、お勤めしていた会社の男性が「小股が切れ上がった」と言うけれど実際、どこを指しているか!?と話していたのを今でも覚えています。
話しの中では「足首」と「うなじ」で討論になっていました。
調べてみると面白いですね~
♦うなじ
♦アキレス腱
♦足首
♦股
♦足趾の第1趾と第2趾の間
と、色んな説があります。
ちなみに辞書を調べると 「女のすらりとした粋なからだつきを言う」と出ています。
切れ上がると言う表現と、上の体の部位をから想像すると実に面白いです!
切れ上がったアキレス腱とは後ろから見て、ハッキリとアキレス腱の存在が確認できること。
アキレス腱がきれいに、真っ直ぐに伸びているという事はカカトの位置も重要になってきます。
カカトがしっかりと安定していないと、足首が歪んでアキレス腱も真っ直ぐには伸びません。
足首が歪んで、こんな状態の人、多いのではないでしょうか?
これではアキレス腱も歪んでしまったり、むくみが出て存在がボヤけているかもしれません。
足首とアキレス腱はセットです。
足首が安定して柔軟であるためには、足裏のアーチの存在も重要です。
そして足裏アーチがないことには、足趾 第1趾と第2趾の間のキレもないでしょう。
足趾のキレって?と考えました。
着物時代の足袋から来ているそうなのですが、現在で考えると外反母趾やハンマートゥの様な足趾でキレ上がっているとは言わないでしょう。
真っ直ぐ前にすんなり伸びた足指の状態を言うのだと考えられます。
そして最後に「股」ですがO脚やX脚でなく、すらりと伸びた脚です。
太ももが張り出しているのもNG!ですね。
つまりは肩の力が抜け、しなやかな体型の女性を褒める言葉なのではないでしょうか?
結論として、最終的な切れ上がりとはやはり「腰(骨盤・股関節)」の安定性に集約されるのでは?と思います。
骨盤・股関節が安定すると上半身の自由度が増し、肩の力が抜けます。
結果、首も長くなりうなじがきれいに見えます。
考えるとつじつまが合ってくる、日本語表現って素晴らしい~☆
お年頃の身体をリセット!~ゆるむを体感~
※残席1名です。