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丸まっている指に、かぶさり伸びた爪はどこまで切る?

高齢者訪問フットケア・爪切り
介護予防セラピスト ㈱エスクリエーション

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受講生からの質問

同じ内容の質問が何度かありました。

「指が丸まり爪が指におおいかぶさるように伸びている場合、どこまで短く切れば良いのでしょうか?」

指が丸まっている高齢者は多くいます。
高齢者に限らず指が丸まっている方はいます。
「ハンマートゥ」と言い、足の変形の一種です。

元々、爪は指を保護する役目もあり指に沿って伸びます。
指が丸まっていれば、指の丸まりに被さるように伸びる場合もあります。

上から見ると下に爪が潜り込んでいるので長く見えずに放置をしてしまい、足指の腹に食い込み痛みが出ていた方もいらっしゃいました。
よくよく確認をすると、足裏まで爪が伸びてしまっている方もいらっしゃいます。
指の丸まりでは一体、どこまで短く切れば良いでしょうか?

まずは爪が皮膚に食い込んでいないかを確認しましょう。
食い込みある場合は、食い込み部分が無くなるまで、短くする必要があります。

基本の爪の長さは、指と同じですがそれは基本です。
指が丸まってしまっている場合は、指と同じ長さという訳にはいきません。
目安としては、足指を上から見て爪が丸まっていない時と同じくらいの大きさに見える程度で良いかと思います。
短めのイメージでしょうか?

指の丸まり2

指が丸まっている方は、どこまで爪が伸びているのかを確認して下さい。
そして爪が伸びていることによって、食い込みが生じていないかを確認して下さい。

まずは足をすみずみまで観察してみましょう。

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