神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

外反母趾用、シリコンパッドの注意点

先日の訪問フットケアでのこと。

外反母趾が強く、親指と第2趾が重なりあってしまっているMさん男性。

※写真はMさんではありません。

指が重なってしまうと高さが出てしまうので、靴にあたり指が痛みます。
指が重ならないように、親指と第2趾の間にシリコン製のパッドを入れていました。
パッドを入れることによって、指を広げて重ならないようにする対処法です。

Mさんよく見ると、パッドが当たっている部分が傷になっていました。
スタッフに確認してもらい、使用を中止してもらうようにお願いをしました。

その他、靴も先が細く爪先が窮屈な形のものだったので、見直しをお願いしました。
Mさんは車椅子で、自立歩行はしていません。
この状況を踏まえて、まず5本指ソックスを履いてもらい、できるだけ指と指が直接、重ならないようにしてもらうこと。
靴も先がマジックテープで調整できるタイプのものはどうかと提案しました。


※参考(あゆみシューズ オープンマジック)

まずは、指が重なってしまうために靴が当たり痛みが出るの排除するために靴を見直してもらいます。
そして指が重なり合うために、衛生面が悪くなることを5本指ソックスで予防です。

シリコンパッドも使い方によっては、有効ではあるのだと思います。
しかし、高齢者のデリケートな皮膚に使用する時は慎重な観察が必要です。
圧迫から傷になってしまう場合もある、と言うことがMさんのことから分かりました。

またシリコン素材は蒸れやすくもあります。
衛生面にも注意が必要です。

基本の爪切り講座のご案内

足爪はニッパーの方が安全です。

ニッパーの使い方を、持ち方から丁寧に教えます。
介護スタッフや看護師。
足爪を切る必要がある方、全てが対象です。
実は扱いにくそうなニッパーですが、覚えてしまえば爪切りよりも安全で使いやすいのです。

介護予防セラピスト養成講座
現在、受講申込中!
2013年6月スタート。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 介護施設に入居されている高齢者足のケア

外反母趾はどこのトラブル?①

介護予防セラピスト中西です。 定期的にトリートメントに入っている患者さんやお客様の、外反母趾をストレッチやトリートメントでの改善を試みています。 まずは外反母趾になってしまう理由を機能解剖学的視点から、じっくりと自分の中

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 高齢者フットケア

腰のくびれはどこで作られる?

介護予防セラピスト☆中西です。 昨夜は月に一度の機能解剖学の授業。 Studio Pivot 私の施術は、トラブルを処置するだけではなく根本解決が目標。 例え、高齢者でもアプローチによって現状維持にとどまらず、身体の機能

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール