神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

介護の中での「ついでフットケア(浮腫み)」①

高齢者 訪問フットケア
介護予防セラピスト 中西です。

現在、定期開講の講座

「ニッパーの基本的な使い方」  1DAY講座
♦「介護予防セラピスト養成講座」 全6回(6カ月)

受講生さんの多くは、ご利用者様や患者様の脚(足)のトラブルを何とかしたい!
との思いから、技術や知識を学ぶために受講をして下さいます。
ですが、また多くの方のお悩みの中に「フットケアをやりたい気持ちがあるけれど時間がどうしても取れずに手を付けられない」との悩みがあります。

確かに入居型の施設でも、訪問介護(看護)でもフットケアに多くの時間を取れないのは、現場を観ていると理解できます。
時間が取れないのは、やり方が悪いからなどとは言えない状況があるのです。

それでもせっかく、お気持ちがあるのに何もしないのは勿体ないことです。
そこで忙しい生活の中での「ついでフットケア」を提案しています。

❊ついで浮腫みケア(足の洗い方をひと工夫)

高齢になると季節に関係なく、冷えや浮腫みでお悩みの方が多くいらっしゃいます。
筋肉の低下や、運動量の低下、座りっぱなしの生活など様々な原因が重なっていることと思います。
スタッフやご家族がフットマッサージをしてあげたいと思っても中々、時間が取れないのが現状ではないでしょうか?
そこで、ついでマッサージをご提案致します。

DSC_1283
DSC_1283

※まず足を洗う時に気を付けたいことは、隅々まできちんと洗うことです。

①指と指の間
②足の甲・足の裏
③指先(爪の周り)
④足首周り(アキレス腱)
⑤ふくらはぎ

よく石鹸を泡立てて、軽く擦って下さい。
足を隅々まできちんと洗うだけでも、血行促進になるはずです。 ¥

さらに下の写真を確認下さい。

★指を1本ずつ軽く引っ張る。
施設では靴を長時間履いています。
指を伸ばすことで足指の動きもよくなりしっかりと、地に足を着けて
歩けるようになります。 痛いほど引っ張らずに軽く伸ばす程度で十分です。

★甲を洗う時に骨の際に沿って指を足首方向に動かす。

甲にはリンパ管が多くあります。
刺激をすることでリンパの流れが良くなり浮腫みの改善に繋がります。
また足首にはリンパ節もあるので、足首周りもしっかり洗うことでリンパの流れが良くなります。

DSC_0851
DSC_0851

いかがでしょうか?
頑張って時間を取らなくても、取り入れられそうではありませんか?
足を洗う時だけでなく、保湿剤の塗布の時、靴下の着脱の時などにも是非、取り入れてみて下さい。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 高齢者フットケア

骨盤周りのストレッチで冷え防止

介護予防セラピスト中西です。 先日、友人の女子3名のお身体を見せて頂きましたが皆、固い・・・ 骨盤周りが固まっていました。 上と下の連結部分の重要な骨盤・股関節。 ここの柔軟性がないと、血行も悪くなります。 上で血液が循

つづきを読む »
高齢者の歩行状態と足首の関係①

足首の位置(向き)と冷えの関係

介護予防セラピスト中西です。 今日のフットケア外来ではフットトリートメントが多く入っていました。 皆様に共通しているのは「冷え」 寒い日が続いていることもありますが、それにしても冷えています。 冷えは血行不良が大きな原因

つづきを読む »

身体の意識改革☆腕の付け根は肩甲骨

介護予防セラピスト中西です。 昨日は次男のマーチングバンド部の、練習を見学してきました。 楽器を演奏するだけでなく、マーチング(行進)があるのですから大変! 指導の先生やコーチが何度も 「姿勢をよくして」と声掛けをしてい

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール