人気ドラマ「ドクターX」ご存知でしょうか?
フリーランスの天才外科医、大門未知子がどんなに困難な手術も、必ず無事に成功させる水戸黄門的なストーリー展開。
決め台詞はお馴染みの「私、失敗しないので!」
実はドラマ好きの中西。
人気番組はおおかた、チェックしています。
「ドクターX」も安定の内容で、拝見していました。
手術後に必ず、患者にそっと手を触れる
外科医が主人公のドラマなので必ず、手術のシーンがあります。
目の前の患者に集中しつつ、手際よく手術を進める天才外科医。
そして手術が終わると必ず、患者の肩にそっと手をおき顔を確認する。
ここの空気感がとても好きでした。
機械的に手術をするのではなく、患者を人として見ていると思えました。
心の中で患者にエールをおくっているのだろうなと。
きっと、この手のチカラがあることによって、患者の生きるチカラになるのでしょう。
おそらく今後、AIやロボットの技術が進化をし医療の現場にも大きく進出してくることでしょう。
でも手のチカラは、やっぱり人でなければならないと思うのです。
手のチカラと、相手を想う気持ち
先日、続けて学んだ「オキシトシン」
①幸せホルモン「オキシトシン」〜お客様から頂いているギフト
②小さな工夫で介護現場が大きく変わる〜オキシトシン大作戦
手のマッサージと、機械のマッサージで効果を比べる実験が紹介されました。
人の手でマッサージをした方が機械よりもリラックス効果が高く、その効果はマッサージ後も長く継続をするとの内容でした。
オキシトシンは相手を大切に想い、触れることによって分泌が増えます。
オキシトシンの効果はリンクを貼った記事をご参照下さい。
手術が無事に終わり、患者にそっと手を触れる。
これだけで、どれだけ安心をもらえることでしょう。
術後の経過にも影響があるはずです。
天才外科医の華麗な手術は、そっと患者に触れて患者の顔を見るところで終わるのです。
私も天才外科医を真似てみる
天才外科医を真似すると言っても、大門未知子のように、ハイヒールで颯爽と歩くことはとても無理。
施術が終わりご挨拶をする時に、目を見て、そっと手や肩に触れさせて頂くことにしています。
「まだ寒い時期が続きます。どうぞお身体に気をつけて下さい。来月また、よろしくお願い致します。」
そんな言葉でお別れをする時に、手を握り返してもらえると、何だか心が温まります。
もしかすると、私の元気の源なのかもしれません。
実は、ケアを始めるご挨拶でも、そっと手や肩に触れてお願いをするようにしています。
寒い時季なので、手は温めてからでないと逆効果ですが・・・
信頼関係ができると、さらにグッと距離が近づくことができます。
触れるって素晴らしい!
ハンドパワー、天才外科医でなく、凡人フットケアセラピストでも十分、効果ありです。