神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

介護予防フットケア☆坐骨座りでロコモ予防!

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

運動量が少なくなる高齢者では、座っている時間が長くなります。
むくみが強く出ている方に、一日の様子を伺うと何もしない時間でも横になることなく座っている。
と言う方が少なくありません。

比較的、元気でご自分で「座る」「立つ」「「歩く」ができる方は、横になること自体が怠けているようで気になるようです。
一日のうち、どのくらい座っているのかは人それぞれではありますが、もしかすると事務仕事のOLくらい座っているかもしれません。

そうなると、座っている姿勢が脚の浮腫や体調に大きく影響を与えることは間違いありません。
<関連記事>
きちんと座って介護予防
高齢者によくある座り方

特に高齢者でよく見かける「仙骨座り」の影響は、このように出てくることもあります。

背中が丸まり胸が縮んでしまう。⇒呼吸が浅くなる・血圧が高くなる。
食べ物の飲み込みが悪くなる。⇒嚥下機能の低下・逆流性食道炎
顎に異常に力が入り、緊張する。⇒めまい・頭痛・口腔トラブル

骨盤の「坐骨」を立てて座るのが、身体に負担のない座り方です。
では坐骨ってどこにあるのでしょうか?
SA111067

骨盤の絵だけを抜き取っても分かりにくいですね。
坐骨2

こんなイメージです。
正しく座わりオシリの下に手を入れると、触ることができます。

ですが・・・
DSC_1193

常にこんな座り方をしていると、どこに坐骨があるのが行方不明になって見つけづらいかもしれません。
そんな時に見つける方法は、
坐骨探し
あぐらをかいてください。
オシリを前後・左右に動かしてください。
座面とオシリで当たる骨がありますか?
見つからなかったり、ハッキリしない場合はゆっくりと座面に意識を集中して探してみましょう。

ゴリゴリとあたる骨が出てきたら「坐骨」です。
あぐらが大変な場合は、椅子に座っても構いません。
オシリに手を入れて探してみてもオッケーです。

オシリを動かすことが目的ではありません。
「坐骨」を見つけて感覚を取り戻すことが目的です。
ゆっくりとオシリの感覚を拾ってみてください。

感覚がハッキリしてきたら骨盤が立ってきた証拠です。
立ったり、座ったりしてみて姿勢や身体の変化も確かめてください。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 足のむくみとフットケア

意外な、むくみの原因と対策!

介護予防セラピスト 訪問フットケア中西です。 昨日の記事で足のむくみと台風の関係をご説明しました。 台風と足のむくみの関係 では、どうやっ台風時のむくみ対策をしましょう? その前に、もう少しだけ「自律神経」について触れ

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 水虫の原因

介護スタッフの、みず虫予防

介護予防セラピスト 訪問フットケア中西です。 高齢者に多い足のトラブルにみず虫があるのは、今までもお伝えしてきました。 しかし、みず虫菌(白癬菌)は高齢者ばかりを蝕むわけではありません。 誰にでも感染の危険はあります。

つづきを読む »
body mechanicsとは 湘南あしケア訪問サービス

冷え性とボディメカニクスの関係

訪問フットケア 介護予防セラピスト中西です。 某情報番組を観ていたら冷え性とオシリの凝り、腰痛の関係について説明をしていました。 上半身は熱く火照っているけれど、下半身は氷のように冷たいと言うお悩みの方は多いかも。 女性

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール