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きちんと座って介護予防

訪問フットケア 介護予防セラピスト中西です。

先日、私の機能解剖学の学びの場でもある STUDIO PIVOT にて友人でもあり、フィジカルナビゲーターの山口聡子氏による椅子セッションを受けてきました。
椅子に座ったままで、身体を整える方法を教えてもらえます。
私の施術の基本でもある、「骨盤・股関節」に座った状態でアプローチをして本来の姿勢を取り戻そう!と言うメソッド。

私の受講の目的は、高齢者フットケアでは座った状態で施術することが多いのですが、別の業種のセラピスト目線からのアプローチ方法が施術の参考になればと思ったのでした。
結果、とっても有意義でした。
何よりも受講者の皆様の、ビフォーアフターの変化が大きくやっぱり骨盤・股関節へのアプローチは間違いないでしょ!と再確認できました。

私のビフォー・アフターです。

椅子セッション前後
日頃から地味~にセルフケアをしているため、写真では変化が分かりにくかと思います。

変化のポイントとしてはまず胸の高さが若干、高くなっています。
実は夏風邪をひいてしまい、咳・鼻水で胸は縮み背中は固まっていました。
セッション後、横隔膜が広がり呼吸がラクになりました。

肩の力も抜けています。
背中S字カーブもキレイに整いました。

これは椅子に座ったままの姿勢で普段、日常生活では動かすことの少ない骨盤周りの筋肉のストレッチを行った結果です。
座ったままなので決して激しい動きはありません。
むしろ地味~な感じでインナーマッスルを目覚めさせます。

地味~な動きの繰り返しではありますが、身体の中からポカポカと温まります。
写真ではわかりませんが、足の浮腫みがとれたり血行が良くなり肌質が変わった人が多くいました。

内容をアレンジすれば、高齢者の介護予防体操にも効果あります。
何より座ったままでできるのは、手軽な上に安全でもあります。

きちんと座ればければ、その次の段階のきちんと立つこともできません。
きちんと立てなければ、正しい歩行もできないのです。

正しく歩けなければメカノレセプターも正しく作動せずに転倒の危険が高まります。
介護予防体操で筋トレも良いのですが、その前にきちんと座ることができなければ筋トレをしても身体を壊すだけではないでしょうか?

きちんと座る・・・
簡単なようですが、皆様できていますか?

参考記事 高齢者によくある座り方、仙骨座りの反対は○○座り

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